
役目を終えた芸人たち(ダグと私)を乗せた東京行の飛行機が動き始めた。
無機質なコンクリートの世界、東京に戻る。
機体がゆっくりと回ると、窓から管制塔のある空港ビルが見えた。ちょうどその方向を指さすようにまっすぐ伸びた翼のその先で何かが動いている。
それは、冷たい12月の風が吹き抜ける屋上で両手をいっぱいに振る人達。
アヤカ、ユウカとヒロミさん(ママ)とヒロシさん(パパ)の4人。
パパもママも笑顔があったかい。
みんな、30分はこの吹きさらしに立っていてくれたわけだ。
こんなにこんなに素晴らしい体験をさせてくれてありがとう。
みんなを感動させてくれるのはいつも子供達です。
生まれてきて幸せ。ありがとう。