
「外国に行きたい」というお子さんを持つお父さん、お母さん、不安だろうが、予算が苦しかろうが、さみしかろうが、絶対にぜったいに行かせてあげて下さい。大きな人間になるはずです。
子供たちが世界に行きたいのは日本が「狭い」からではなく、その国の心が狭いからなんです。心の広い所では子供の心も広がります。金魚鉢の金魚は小さいまま。大海の大魚はたくましい。
巣立ちをさせない親鳥はいません。「行きたい」と言ってなくても放り出すのが本当です。翼は飛ぶためにあるんです。
池田高校野球部の名将・蔦(つた)監督の言葉「山あいの子らに、一度でいいから大海を、見せてやりたかったんじゃ」。
どんな場面でも監督の指示は「打て!」。子供たちはそのとおり、打って打って打ちまくりました。