
1950年代、スエズ運河の問題で、第3次世界大戦が勃発しそうだった。
それを阻止して、1957年にノーベル平和賞を受賞したのが
レスター・ピアスン
(Lester Pearson)。
彼は18才で、第1次世界大戦を体験。
医療班だった。
20才の時、飛行機が墜落したが、奇跡的に助かった。
2度の大戦を経験したピアスンは、第3次大戦を阻止した。
1963年から5年間、彼はカナダの総理大臣になって、現在のカナダの骨格を作った。
福祉や教育を優先した、真の民主主義を、彼が確立していった。
今、トロントの空港は Pearson Airport (ピアスン空港) と呼ばれ、
Pearson College (ピアスン・カレッジ) という大学も作られた。