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走り抜いた13才
●○ 読者からのメール ●○

(『ストレート・トーク ◆ ラウンド・2』 の短編 『大友ストーリー』 を読んだ中学生が、きょうは駅伝を走った。 長い間、この日のために練習を重ねてきた)

走り切りました。 いつもより50秒速い、9分33秒でした。
でも、14人に抜かれてしまいました。
意識が吹っ飛びそうな時、右側で 「藤原、頑張れ」 と言ってくれました。
だれ先生か分からないけど、嬉しかった。
それに一番、涙が出そうになったり、嬉しかったり、辛いのが吹っ飛んだのは、顧問の田中美保先生の 「藤原ガンバレ!ラストじゃ!行け!」 の言葉でした。
先生と友達の応援で、最後まで走り切れました。
先生と友達、吉川さんと大友選手ありがとうございます。
そして、部活を途中で終えて、わざわざ応援してくれた田中美保先生ありがとう!と言いたいです。

(ゆうか)

** エイジより :

よくやった。
「意識が吹っ飛びそうな時」「一番、涙が出そうになったり」 というところまで、やったからね。
そういう気持ちを小学校や中学校でしている人は、かけがえがない体験をしているよ。

 ○ 自分のできるギリギリを経験し、それを越えること。
 ○ 目標の日に向かって、その日、必死で頑張ること。

順番もタイムも、そんな数字なんぞはひとつも関係ない。
ゴールをくぐった人にしか分からない、その気持が一番の贈り物。

それから大事なことは、本人達は意識がないと思うけど、その頑張る姿は、人に大きな影響を与えている。
能書きを言う人とちがって、「実際にやってる人」 のパワーは一番強い。
世界を良い所にするには、そういう 「頑張る姿」 が一番。
頑張ったなんて、言わなくても、人は見れば分かる。

その頑張る姿は、人間が本来こうあるべき姿。
スポーツで体験した「限界に挑む」ことを、人間の中身を鍛えて、世界のために役立てよう。
頑張る人こそ、世界が必要としている人。

世界を平和に近づける一歩をありがとう、ゆうかちゃん。  

エイジ

PS. ゆうかちゃんは、小学校の頃から、ヒザを痛め、医者には 「手術しないと」 と言われたり、松葉づえを長く使ったり、骨折したりを繰り返していた。 でも走った。
by fighter_eiji | 2008-01-19 23:04
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