
「人殺しの手伝いをする会社では働かない」
31才のポールは3年間、エンジニアとして勤めてきたカナダのリッチモンドにある MDA社を辞めた。
理由はアメリカの兵器メーカー
ATK社による同社の買収。
ATK社はクラスター爆弾や、地雷、核兵器のメーカー。
アメリカ生まれのポール 「アメリカは地雷廃止条約に署名していないが、カナダは署名している。これは違法行為でもある」
彼の、人として正しい主張が今、政治と大企業を動かし始めた。
日本にも、軍需産業が幅をきかせているけど、ポールのような
意識を持ち、会社を辞める人は聞いたことがない。
会社と人間は、牧場と羊の関係。
日本では軍需メーカーに勤めることを人として恥ずかしく思う
どころか、誇りにさえ思っている人が多い!
日本も地雷廃止条約にサインしているけど、地雷を作ったり、
埋めたりする人に出資し、お手伝い中。
署名は恰好だけ。
民主主義の意味を人々が理解し、「自分が社会を正しい方向へ導く責任者」 という意識のあるカナダならではニュース。
国民が黙っていないから、政府が動く。
▲ 同ニュースのサイト:
http://www.ctv.ca/servlet/ArticleNews/story/CTVNews/20080117/bc_engineer_080117/20080118?hub=TopStories
▼ 日本の軍需産業:
http://blogs.yahoo.co.jp/isop18/45104473.html (Copyright: イソップ通信)
▼ 人を無差別に殺すクラスター爆弾には三菱UFJ銀行他、日本の大手銀行が投資。 日本が署名している 「地雷廃止条約」 に違反だと思う。