
今、公開中の映画 『 母べえ 』 が、今作られたことに大変な意味がある。
どこの家にも土足で上がりこんで、家族を破壊し尽くしていく、軍事中心社会の非人間性。
○ スピルバーグの 『 シンドラーのリスト 』
○ ポランスキーの 『 戦場のピアニスト 』
・・のように、山田洋次監督の 「使命」 を感じる。
『家族』 『故郷』 『同胞』 などの傑作を撮り続けられた、山田さんの 「後半の最高傑作」 なんて、私が言ったらおこがましいけれど。
大監督の作品というのは、一本一本が別々ではなく、そのすべてが 「大全集」 のように思える。
『母べえ』 という、その一巻は、集大成的な作品。
『 二十四の瞳 』 と共に、今一度、今三度、みんなが観ると、世の中が少しずつ良くなる映画。
PS. 個人的には、仲間と続けている 【 こども国連 】 をどんどんやらなくては、という、応援にも感じた。