1945年4月、ドイツに乗り込んだダーク・ボガードたちの連合軍がベルゲン・べルゼン強制収容所を解放した。
その時に目にした光景が、その後、国際俳優になったダークに呪いのようにとりついた。
何年も経って彼は言った 「 エレベーターにドイツ人が乗っていたら、私は降りる 」
( ● 日本人に対して、同じ風に思っているアジア人に何人も会ったことがある)
( ● 終戦後のアジアでの国際会議では、各国代表の首に花輪がかけられるが、日本代表の大臣たちには、歓迎の花輪がなかったことも。 侵略戦争での残忍さが人の心に焼きついた)
ダーク達が収容所を解放したほんのひと月前の3月12日に、
その収容所でアンネ・フランクが亡くなっていた。